近年、毎年のように

日本各地で自然災害が生じています。

報道などをご覧になって

「土地の自然災害リスク」への関心を

持つようになった方も多いと思います。

弊社にも、お客様からの

「土地の自然災害リスク」についてのご相談件数は

年々増える傾向にあります。

ご自身がお住まいの土地

または

購入しようとしている土地について

自然災害リスクを知りたい方は

まずはご自身でハザードマップをご覧になってください。

ハザードマップは

自然災害による被害の程度や範囲の「予測」を地図化したものです。

避難経路や避難場所など

イザというときに欲しい情報も記載されているので

目的の土地がどのような災害リスク環境にあるのかを

地図上で確認できます。

ハザードマップは国土交通省のHPや

所在の県庁・市町村のHPで閲覧できます。

ただし、ハザードマップはあくまでも

被害を「予測」するものです。

ハザードマップに記載されていない場所でも

被害が発生する恐れはあります。

一方で、ハザードマップに記された予測被害は

土地利用の方法によっては回避できることもあります。

（詳しくは「事前防災で自然災害に備えましょう」を参照）

ですので、目的の土地が

ハザードマップ上で自然災害のリスクがあると記載されていても

自然災害に備える方法はあるかもしれません。

防災に大切なのは

正確なリスク情報を収集すること、

そして、それらのリスクに対して対処できるかどうかを確認することです。

そのためにも、まずはハザードマップを確認してみましょう。